ドラマ:立川談春 著「赤めだか」で使われた挿入歌を紹介します。
2015年12月28日に放送されたTBS年末ドラマ特別企画「赤めだか」。
原作は、今、最もチケットの取れない落語家・立川談春さんが2008年に発表した「笑って泣けて胸に沁みる」エッセイ集「赤めだか」。
ドラマでは、主人公の談春を二宮和也が演じ、師匠・談志をビートたけしが熱演。その他、多くの落語家さんや俳優さんが出演されていて、非常に面白かったです。
特に、たけしさんは、談志さんが乗移った様でした。
豪華な俳優陣も素晴らしかったですが、ポイントになる場面では昭和の名曲が挿入歌として使われていて、ドラマに華を添えました。
今回は、「赤めだか」に使われた挿入歌を紹介したいと思います。
「赤めだか」に使われた挿入歌
1.Stevie Wonder - Superstition
談志がカレーを作るシーンなどで使われていました。
2.The Rolling Stones - Gimme Shelter
入門を許されたときに流れました。
3.THE BLUE HEARTS - 青空
談春が部屋にいるシーンで流れました。
4.The Rolling Stones - Jumpin Jack Flash
談春の名前が決まったときに流れました。
5.The Rolling Stones - Miss You
談志が弟子たちに用事を頼むとき流れました。
6.THE BLUE HEARTS - ラブレター
兄弟弟子との飲み会の席で流れていました。
7.cheryl crow - mother nature's son
新聞配達のシーンで流れました。
8. Nick Cave - Let it be
兄弟弟子が廃業を告白するシーンで流れていました。
9.Sarah McLachlan - Blackbird
談志から初めての稽古を受けるときに流れていました。
10.ビートたけし - 嘲笑
タクシーの中で落語をするシーンで流れていました。
11. Carpenters - Rainy Days And Mondays
談春が築地で働くシーンで流れていました。
12. The Rolling Stones - Paint It, Black
志らく登場!!シーンで流れていました。
13.RCサクセション - スローバラード
志らくへの嫉妬を談志に論されるシーンで流れていました。
14.THE BLUE HEARTS - 1000のバイオリン
15.ビートたけし - 浅草キッド
車の中、借金取り立てシーンで流れていました。
16.The Rolling Stones - Angie
破門の危機のシーンで流れていました。
17.玉置浩二 - 田園
二つ目昇進試験へ向けて頑張っているときに流れていました。
18. ザ・モンキーズ - Daydream Believer
二つ目昇進試験合格の瞬間に流れていました。
19.シュガー・ベイブ - DOWN TOWN
弟子達が世間を見返したシーンで流れていました。
20.斉藤和義 - 歌うたいのバラッド
二つ目昇進披露公演のシーンで流れていました。
まとめ
こうしてみてみると「The Rolling Stones」と「THE BLUE HEARTS」が多いですかね〜!個人的には、昇進試験に挑むときに流れた「田園」が感動的でした。
また、音楽ではなく印象に残ったシーンとしては、談志が志らくに論した「嫉妬」についての語るシーン。
「嫉妬とは・・・己が努力、行動を起こさずに対象となる人間の弱味を口であげつらって、自分のレベルまで下げる行為、これを嫉妬と云うんです。一緒になって同意してくれる仲間がいれば更に自分は安定する。 本来なら相手に並び、抜くための行動、生活を送ればそれで解決するんだ。 しかし人間はなかなかそれができない。嫉妬している方が楽だからな。 」
す、す、すごい・・・
嫉妬を見事に言い当ててる・・・
さすが、談志師匠です。
改めて、とてつもない天才落語家だったと心の底から感心致しました。
今年は、談春さんの落語を生で聴きに行こうと思う。
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